乳歯遺残

乳歯が残ったまま永久歯が生えてくる状態です。
乳歯が残っていると、永久歯と重なってしまうことで歯並びが悪くなり、食餌のカスが溜まりやすくなります。そこに歯石がつきやすくなり、歯肉に炎症がおこります。
ひどくなると痛みによりご飯を食べなくなることや、歯肉が痩せて若いうちに歯が抜け落ちてしまうこともあります。また、感染を起こし顎の骨や鼻にまで悪影響を及ぼすことがあります。
そのため、生後10ヵ月になっても乳歯が残っているようであれば、そこから乳歯が抜ける見込みは低いので、早めに全身麻酔下での処置が必要となります。
避妊・去勢手術を考えている場合は同時に行うのも良いでしょう。


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